幸福感を得るための自分設計に大事なことを伝えれたらと思います。では、どうぞよろしくお願いします。
成果·達成·成功には、いくつかの方程式があります。成果へと向かいやすい人、向かいにくい人の特徴やパターンを解明し、また応用することで、あなたの人生をあなた自身が”デザインしていきます。
成果·達成があなたの人生になじみ、習慣化することは、 「誰からの」話の「だれ」 のレベルが格段に上がるのです。
それはコミュニケーションだけにとどまらず、人生そのものを素晴らしいものに変えてくれるはずです。
目次
人生図
基本的に、「人(人生) は、 事前にデザイン(設計)したとおりになる」ということです。
このテーマは、紀元前から多くの心理学者たちのあいだで追求されてきました。
なじみのあるところでは、 「思考は具現化する」「描けば叶う」などがありますね。
しかし、なかには「描いたけど叶わなかった」「思考と違うものが具現化した」
と不思議に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでのポイントは3つあります。
1.蒔かない種は実らない
蒔いた種は実る可能性がありますが、蒔かない種が実ることはありません。
つまり、人は「自分の描いている人生の内側に生きる」ということです。
能力や教育、 環境などの要因以前に、基本的に私たちは、 自分が想像しているものしか手にすることはできません。
たとえば「英語を話したい」と思っている人は、 英語は話せるようになるかもしれませんが、けっして7ヶ国語を話せるようになることはないでしょう。
「2LDKのマンション」を夢見ている人は、 それを手にすることはあるかもしれませんが、大豪邸に住むことはないでしょう。
7ヶ国語を話す人は、 やはり 「7ヶ国語を話すことを望んでいた」もしくは「そのイメージを持っていた」 のです。これは語学やマンションに限ったことではありません。
つまり、「あなたの想像の範囲が、あなたの可能性の範囲になる」ということなのです。
どんなに能力やチャンスがある人でも、 その本人が自分の将来に可能性を想像していなければ、それらが叶うことはないでしょう。 その可能性を描くということが、すなわち「種を蒔く」 ということ。 蒔いた種がすべて実るというわけではありませんが、蒔かなければ実りようもないのです。
「できるかどうかはわからない、だからこそ想像だけはしておこう」という考え方が、可能性を広げます。 未来のことは「できる」という保証もありませんが、「できない」ということもまた証明できないのです。
想像や夢を描くことには、 お金も時間もかかりません。しかし、多くの人は描かないのです。
なぜ?叶わなかったときに傷つきたくないからでしょうか?
期待してできなかったらショックを受けるからでしょうか?
「できない自分と直面したくない」。 わからなくもありません。
しかし、想像してみてください。
描いてできないショックと、本当はできるのに描かなかったために得られなかったショック。
蒔いた種がすべて実るとは限らない。
しかし、蒔かない種は永遠に実ることはない。
おめでたく、限りなくおめでたく、 自分の人生の可能性とストーリーを、まずは「思いのままに描いてみる」ということから始めましょう。
2.2つのキャンバス
私たちの思考や計画が描かれるキャンバスには、
顕在意識のキャンバスと潜在意識のキャンバスの2種類があります。
わかりやすく言えば、題在意識は「知識·意識」、つまり「わかる、知っている」の領域であり、潜在意識は「習慣 · 反応」つまり 「できる、やっている」の領域であるということです。もちろん事がらにもよりますが、 より具現化しやすいのは「潜在意識に描かれた内容である」と言った方が的確かもしれません。
「わかる·知っている」 だけでは、 動き·行動などには直接つながりません。
「わかっていること」が「できること」とは限らないのはこのためです。
当然のことながら「成果や達成」には、動き·行動が不可欠です。 ですから、どんなに素晴らしい構想があっても、どんなに具体的な計画を立てても、それが頭在意識のキャンバスにのみ描かれたものであれば、成果 達成につながらないのです。
それに対して潜在意識の「反応·習慣」は、 考える以前に「反応する」という動きを伴います。
「2×3=」と言えば「6」と反射的に答えられますし、 「3×6」と言えば「18」と反応できますね。 ポイントは「自動的」です。
すなわち、自動的に反応できるものは「潜在意識にインプットされた状態」と言えますし、逆に自動的に反応できなければ顕在意識で止まっていて、「潜在意識にまではインプットされていない状態」と言えるのです。
両者の明らかな違いは、 一時的な情報か繰り返し反復された情報か、つまり「一時的な思考· 願い·イメージ」なのか、「繰り返し反復された思考·願い. イメージ」なのか、という点にあります。
言い換えれば
「思考は具現化する」は、「繰り返し反復された思考は具現化しやすい」、
「夢は実現する」 は、「繰り返し反復している夢は実現しやすい」、
ということになるのです。
3.具現化のパターン
プラスの内容とマイナスの内容では、具現化の際、 パターンに違いが生じます。
これは、プラスの内容は 「上昇する内容」で、マイナスの内容は「下降していく内容」であるからです。 何でも下降する場合にエネルギーは必要ありませんが、上昇するためのエネルギーが必要ですね。
ですから、マイナスの内容は「考えた·思った 浮かんだ」 程度でも、比較的具現化しやすいという厄介な特徴を持ちます。 逆に、 成果や達成などのプラスの内容にはそれ相応のエネルギーが必要になるのです。そのエネルギーのひとつが、「繰り返し反復」です。
ここで明確にしなければならないのは、 この「繰り返し反復」により反応を身につけるということは、 けっして安易ではないということ。 難しくはありませんが、甘くはないということです。
「願えば叶う」「思考は具現化する」 「描いた夢は実現する」 という言葉だけを真に受けて、「ただ願ってさえいれば大丈夫」 というような発想では、 叶うものも叶わないのです。
容易な道のりではありませんが、 しっかりと 「繰り返し反復」し、 着実に一歩一歩進んでいきましょう。 登りきった山頂から見える風景はあなたがこれまでに見たことのない風景なはずです。
「設計図がなければ家は建たない。 しかし、 人生は設計図がなくても時が経つ」一度しかない人生を「あなたらしく」 生きられないとしたら、 こんなに悲しいことはありません。 目をそらさず、自分の人生をしっかり見つめてください。
成果 達成にもツボとコツがある
あなたは、肩こりや腰痛で鍵灸治療院に行ったことはありますか?
その治療院の先生が、 もし、からだの経絡、つまりツボを知らなかったとしたらどうでしょう? 「下手な針でも数打ちゃ当たる」 と言わんばかりに全身を針だらけにされたら?
冗談のように聞こえるかもしれませんが、人生やビジネス、 教育などの現場を見てみると、実はこのような笑えないシーンによく出会います。
何か行動を起こすとき、常に誰か、もしくは何かに 「的」 を示されてきた結果、「自分で考え、的を絞り込み、そこに努力を注ぐ」 という自分が失われ、代わりに「的の外れている努力」「エ夫のない勤勉」 「魂の抜けた素直さ」 などに
代表されるような豊かな時代の皮肉な置き土産に溢れています。
「三種の神器を手に入れよう。 そのために努力しよう」
「とにかく勉強していい学校に入りましょう」
「与えられた仕事を一所懸命やりましょう」
大きく欠けていたのは、 「なぜ?」 という問題意識
それどころか、問題意識を持って「なぜ?」 と質問しようものなら、 「君には素直さが足りない」 「とにかく言われたとおりにやればいい」 などと言われたものです。
安定した豊かな時代なら、 それでもまだ通用したかもしれません。しかし、これからは違います。 安定した時代は、 「なんとかなる」でも通用しましたが、不安定な時代は、「なんとかする」 が必要なのです。
情報もきっかけも誘惑も溢れています。 つまり、「的」 があり過ぎるのです。
「やりたいことが見つからない。 だからとりあえず大学でも行っておこう」
その決め方で、 本当の努力ができますか?
「今の仕事はつまらないし、 本当は辞めたい。 でも次にやりたい仕事があるわけでもない。しかたないから、とりあえず今の仕事を続けるしかない」この状態でビジネス、家庭、 心の充実は得られますか?
自分の人生の因果や目標、 ストーリーと照らし合わせ、 本当に必要な的を絞り込み、そこに努力を注ぎ込む。 これが大切なポイントになるのです。
あなたがあなた自身のツボを見つけ、 努力だけに過信せず、 コツを学んで効果的に行動し、しっかり成果を上げ、その分たっぷりと休暇をとり、メリハリある楽しい人生を送ることが大切なのです。
今回はこの辺で終わります。自分の人生は自分で決める以外ないです。誰か変わりに決めてくれるはずはなく、自分で向き合い考え決断する。これの繰り返しでしかないです。
ただその考え方や行動を変えるヒントは人との出会いだったり、もしかしたら会ったことのないネット上での人だったり、一冊の本だったりとどこに落ちているかわかりません。
僕も今日より明日1mmでも成長できるよう習慣を変えて頑張ります。ここまで読んでいただいたあなたも一緒にどうですか?
では、次回もよろしくお願いします。
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