0円ほど怖いものはない!求人掲載詐欺から裁判沙汰になった話

契約書

詐欺会社からしつこく連絡が来て困っている

もしあなたがそんな状況にありましたら、このブログで少しでも参考になればと思います。

僕自身詐欺にやられた時、かなり憤りを感じ、毎日いても立ってもいられないぐらい怒りマックスでした。

話が長くなりそうなので、
先に結論から言うと内容証明」をすぐ出していれば良かった。

目次

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内容証明とは

「「いつ、誰が誰宛に、どんな内容の文書を送ったか」を公的に証明できる郵便のことです。内容証明は、郵便局で手続きすれば、個人でも送ることができます。

内容証明はあくまで、送付した年月日・送付した内容・送付した事実を証明するものです。内容証明を送ることで、強制的に相手を記載内容に従わせることはできません。
しかし、内容証明を送ることは、法的手段に訴える前段階ともいえ、「これ以上問題解決が長引くようならしかるべき措置をとる」という強い意思を相手に表明することが可能です。」

それとこれは自分自身の問題ですが何も考えず、確認することを怠った。自分の軽率な行動を改める必要があったということです。

その時の経緯と結果どうなったかお時間ある方はどうぞ!見てください。

無料掲載の求人広告って?

その求人詐欺会社は僕に1年半という時間をかけながら騙してきたのです

当時ヘアカラー専門店を営んでたのですが、基本的に現場はスタッフに任せて、マネジメントをしてました。

ちょうどスタッフ増員しようとパートアルバイト向けの求人媒体に掲載し始めたところ、現場管理者から連絡があったのです。

東海地方はまだモデルケースがなく、そのモデルになってくれませんか?3週間の期間は無料で求人かけさせて頂きます。いかがですか?という内容でかかってきましたが、人増やしたいですし載せませんか!」ということでした。

管理者に現場を任せていたので、「そうだね。書類だけ送ってもらって」といい、管理者から相手に連絡してもらいました。

その会社に連絡してもらい、相手から「一枚だけサインして送り返して欲しい書類があるのでお願いします。」ということでファックスが送られてきました。

その書類をもらって、サインしファックスで送り返した。次の日には掲載する内容の原稿データがあがってきて、確認し、掲載とここまでかなり段取り良く進んでいったのです。

それからはというもの一度も連絡がなく、3週間が過ぎたところで連絡がきました。

3週間過ぎて解約がなかったので自動更新料で15万払ってください。請求書を送らせてもらいます!」というのです。

「はっ!なんのことですか、一番最初に一切お金はかからないですか?と確認した時、はい、かかりません。って言いましたよね。どういうこと!?」僕はちょっと意味がわからず、なにそれと思い、声を荒げて聞き返しました。

「書いてありましたよね?書類に!3週間過ぎる時点で解約の申し出がない場合自動更新されると!」

「そんな説明受けてないんだけど!!しかも一切連絡なしで3週間過ぎて連絡してきて完全に詐欺でしょ!」

「書類に書いてあるんで、ちゃんと読んでくださいよ!」

「意味わからないので支払いません!」

ブチっ!と携帯を切りました。
それから毎日のように携帯電話に連絡がきていたが、僕は完全シカト!出たところで払えの一点張りに違いないと思っていたので、、

ただ毎日のように携帯電話にもかかってくるわ、店の番号にもかかってくるわであまりにしつこいので知人の弁護士に相談しました。

弁護士の見解

今までの経緯を説明し、「どうすればいいか?」を聞いたところ、「正直書類にサインしてるから分が悪いです。ダメ元で内容証明を出すか、諦めて支払うか、もう少し様子見るかですかね、、」

という答えでした。

僕は様子を見ることを選択しました。
「意地でも騙してきた会社に一銭も払うつもりはない!」という頑な気持ちで挑もうと。

ネットで検索してみるも

弁護士に相談したが、他にも何か方法があるのかとネットでも検索することに。すると解決策ではないけれど同じように騙された方達の書き込みサイトを発見。

何かヒントがないかと全員分の書き込みを見てるうちに、思わず僕もどんな状況なのかを書き込みました。

同じように絶対払わないという方もいれば、仕方なく払ってしまった方もいれば、内容証明を出している方もいたりと対応はそれぞれでした。

ただみんなの文面からもかなり不安な気持ちが伝わってきて、見てるだけで腹が立ってきたのは今でも思い出します。

司法書士からの1通の封筒

5ヶ月ぐらいすると一切連絡もなくなり、「よし、これで相手も諦めたか!」と思い、ホッとしました。

もう、毎日のようにどうなってしまうのか、と不安な気持ちとぶん殴ってやりたいイライラする気持ちが入り混じって過ごしていたので、かなりストレスがかかっていたところからの解放は最高でしたね。

と安心していたのも束の間、求人掲載から1年ぐらい経ってから一枚の紙が届きました。

司法書士事務所からの封筒です。

開けてみると「督促状」でした。
内容をみると自動更新の延滞金含め100万以上の金額を請求してきたのです。

もうどうしていいか分からず、頭が真っ白になりました。

「ヤバい、、この金額払わないとどうなっちゃう、、、」

いつも相談している税理士にすぐさま連絡!
知り合いの強者弁護士がいるから紹介してくれるということで、藁をも掴む思いですぐ相談しました。

今まで送られてきた書類や一番最初にサインしてしまった書類と関係する全ての書類を持って、経緯を説明しました。

「一銭も支払わなくて済むのは難しいと思う。なんとか一番最初の請求額に持っていければいい方だと思います。支払いの金額を下げれるようやってみます!」という返答でした。

すぐさまお願いし対応してもらいました。

封筒を送ってきた司法書士を調べるとどうも求人掲載詐欺の会社とグルのようだ。

その司法書士とのやりとりから全て弁護士さんの方にお願いして、進捗があれば連絡をもらうという流れでした。

弁護士さんからの連絡は電話を見ると一瞬で口がカラカラになり、平常に保つのがやっとでした。
ただストレスに長い期間さらされるとマヒすることもあります。

今回まさかこんな事態が膨れ上がるなんてことはこれっぽっちも想像していなかったので、ここまで来てしまってはもうなるようにしかならないと諦めがついた瞬間でもありました。

後は「支払う金額が1円でも安くなってくれー」
と願うのみ。

餅は餅屋!お願いするべし!

弁護士さん様様
裁判所を通して、3回ほど相手との書類やり取りでようやく決着がつきました。

初めて裁判所からの封筒もここまで来ると「へぇ〜、こんな感じで送られてくるんだ」の好奇心にさえ変わります。

最終決着した内容は
「一番最初に請求された15万」それと弁護士費用。だいたい50万ぐらいでした、トホホ、、、

金額だけ見たら、最初の時点で素直に支払っておけば良かったのか?と疑問に思いますが、もしかして素直に払ったら払ったで、つけ上がって更に請求されるということも考えれる。

今回の件での教訓とは

やはり最初の時点で様子を見ず、すぐに弁護士さんに内容証明を送って貰えばよかったと思いました。

まぁその前の段階でやれることもありましたが、

前段階でやれること3つ
1.相手の会社名を検索する「口コミが有れば確認」

2.かかってきた連絡先を検索する「検索窓に電話番号を入れて検索することでどんな会社か投稿されてることがあるので確認」

3.サインする前に書類をしっかり見る「自動更新があるかどうか?金額が妥当かどうか?顔を合わせてのやりとりがあるのか?」

ここを抑えた上で大丈夫かどうか見極めるのが大事だと痛感しました。

もうホント精神的にしんどかったので、それからというもの携帯にかかってきた知らない番号は絶対調べるようになりましたね。

もし今あなたが書類にサインをしてしまい、請求をされていたら、すぐ弁護士さんに相談してください。

僕はもったいないからお金を払いたくないと頑なに放置してしまったのでこんな事態になってしまいました。

詐欺会社になんか払いたくないけど、絶妙に逃れない状況を作ってくるので、不甲斐ないと思うかもしれないですが、1日でも早く解決して、精神的苦痛の時間を短くするのがいいかもしれないです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
実際に自分にふりかかった実体験でした。
少しでも参考になってくれたら幸いです。

ps
そんなクソ野郎にならないよう、相手のことを考えれるような人間になります!そう思った経験の一つでした。

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この記事を書いた人

はじめまして、チャリケンです。
Ⅰ〜2週間でも時間を作ることができ、その時間を使って継続的に自転車旅を楽しむ為にも事業をしっかり構築することが鍵と考えてます。
『楽しい人生は自分で作るしかない』と日々奮闘しています。

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