プロフィール/C-ケンが独立した経緯

ちなみにこんなシャープな顔してません

はじめまして、C-ケンです。

最初に自己紹介させて頂きますね。
2021年僕は会社員から独立して7年ほど経ちます。

美容師として個人事業主から始まり、途中で株式会社に変更し、訪問理美容・ヘアカラー専門店を立ち上げ、3年後売却、その後福祉業界に業態変更し今に至ってます。

その間にも他に試したことあれど、計画倒れやうまく広がらずフェードアウト。なんとか今のところ生きていけてます。

今までの行動して違ったこと、そこから感じたことこうしておけばよかった、ここは事前にやっといておいてよかった事をこれから起業する方に少しでも役立つコンテンツになるよう発信していきます。よろしくお願いします。

なんで起業したのか?

高校のタイミングで美容師を志し、美容業に入ると決めてから、いずれは自分でやりたいなぁ〜とフワッとした考えでスタートしたのを思い出します。

ただそんな気持ちはありながらも、働き始めて10年ぐらい経つうちに、独立することと会社内でいいポジションを築き、権限を持つことを比較するようになった。

なんで比較したのか?、、やりたい事をやるには意外と「独立じゃなくても出来るんじゃないか、独立してリスクとりながらやるのはどうなのか?」と、長く働いた場所で提案し、守られながらやりたい事をやれた方が楽しいかもと、その方向で行く気持ちに切り替った。

その後、店長に抜擢されたものの目の前のやらないといけないことに完全支配された。

自分のやりたいことと段々かけ離れ、「自分の中でホントになにがしたいのか」が分からなくなり、店長としてやり切ることができず、自分に言い訳しながら逃げるように自分で始めたのが起業のキッカケでした。

開業する方のだいたいの流れは「○○歳で開業すると決めて、その年に合わせて1年前ぐらいにお店のオーナーに話して、お客さんに集知して、いざ開業!」というのがオーナーとも揉めず、お客さんにも迷惑をかけずスムーズにスタートする段取りかと思います。

それに比べて僕はまぁ勤めていた店舗に迷惑をかけ自分のケツもふかず辞めて、独立スタートしました。

今思うと自分の「自分の考えをハッキリ伝えることのできない優柔不断さや、やると決める覚悟を持てなかったこと、他人や環境のせいにする」と自分のショボさが全面に出た瞬間だったと反省でしかないです。

開業するにあたって

正直勤めていた最後の一年の記憶を消し去りたいという気持ちで開業後2年ぐらい考えないようにしていたため、時系列が少しあいまいですが、12月いっぱいで店を辞めると決まったのは8月のお盆くらいだったと思います。

来年の1月から下手したら飯すら食えない状況になるかもしれないという危機感から、8月の辞めると決まった瞬間準備しないといけない事を紙いっぱい隙間ないぐらいひたすら書き出しました。

開業資金は?店舗の場所はどうする?内装は?設備はどうする?電話、インターネットは?、、、もうとにかく書き出した事を検索して、いつまでに用意しないといけないかを割り出し、すぐ購入できるようURLをブックマーク!

ここでめちゃくちゃ助かったことが2点あります。1点は以前店舗オープンに携わっていたため、何をしないといけないかは分かったこと。もう一点は開業資金を出してくれる方が出たこと。ホントにホントに救いの手でした。

苦戦のテナント探し

とホッとするのも束の間、9月、、10月、、と時間だけが過ぎていき、10〜15件ととにかく内覧しにいけど、条件が合わず、、目ぼしい場所が見つかりません。

めげずに毎日のようにチェックしていたアットホーム、ホームズ等のテナントサイトをその日も見ていました。そしたら11月に入るやいなや以前空いているか確認して空いていなかった気になる場所が空きテナントで上がっているじゃないですか。

速攻不動産屋に連絡し、内覧希望!

もう今回の内覧でいけると思ったら、オープンまでに内装工事の時間も含めると即決しないといけない状況です。

内覧当日、「今日ダメだったら、開業は辞めて派遣美容師の登録をして働こう」という覚悟で挑みました。変な緊張感で喉がカラカラ。胃がキューッとする思いでした。

もうホントついてる!広さも丁度いいし、駅から5分!日当たりも抜群でここにしなければどこにするのと思える程でした。

ただし、ひとつだけネックなことがあります。「トイレの広さ」です。以上に広く、しかも和式と男性用がありかなり古い。

時間がなかったので、内装業者の方に同行してもらいました。内装業者の方にこのトイレを変えようと思ったら、「いくらぐらいかかるか」を聞いたところ100万はかかるということでした。

「なるほど!だから前決まりかけていた方は辞退したんだな」と思いつつ、ダメ元で大家さんに半分でも持ってもらえないか交渉しました。

やっぱりそこは頑なに拒否されましたが、「今日決めないと後がない」という状況だったのでそこに決断しました。

内装費はかかりそうでしたが、場所の割に賃料が安い。築年数が古かったためその値段だったんだと思います。実際何年か経った今ここに決めてよかったです!

冷や冷やの内装打ち合わせとオープンまでの工事日程

オープン日は1月6日と決めていた。意外と日柄や名前の画数を気にするタイプの僕。

物件の契約が終わり、オープンまで1ヶ月半。内装イメージは事前に10枚ほどの画像を用意し、内装業者の方に無理難題を押し付け、なんとかできるよう段取りを組んでもらった。正直なところ間に合うのかかなり不安だった。

僕はまだ勤めている身なので仕事中外に出るのは難しい。できるのは仕事終わりに毎日工事の進捗確認をすることと並行に物品手配。

シャンプー台の工事前にギリギリシャンプー台の手配が間に合うということやメインの照明で使うシャンデリアがギリギリ間に合うといった具合でした。

1日でもズレればオープンまで間に合わないかもしれないというプレッシャーはなかなかスリリングでした。まぁこんなこと言えるのはなんとかなった今だから言えることですが、、その時はそれはそれは目が血走っていたと思います。

なんとか内装業者さん達がクリスマスまでに終わらせてくれたお陰で1ヶ月で完成にこじつけました。

このドタバタ劇の中、全てスムーズにいったかというと、もちろんやらかしてしまったこともあります。

カラー剤、パーマ剤を置こうと購入したハンドメイドの棚をまずはミスりました。その棚を置く場所に下水の配管が一部出ているところがあり、注文した棚だと置けないということが起こりました。

すぐ注文先に連絡して作り直してもらい、別の家具も注文することで追加料金もかからずやってもらい、ホント感謝でしかないです。

他で言えば、クレジット端末がオープンに間に合わず、1ヶ月ほど現金のみで対応しました。お客さんも現金を持っておらず、コンビニでおろしてもらったりなんてこともありました。

オープンすることで

無事1月6日オープンできました。どん底の気分の中、とにかく自分にムチを打ちオープンまで漕ぎつけることができたのはホント関わってくれた方のお陰でだと思います。感謝でしかないです!

開業するまでで気づいたこと

まず働いていたサロンを辞める時に自分のやりたいことを振り返るキッカケになり、自問自答することが増え、自分の気持ちを知ることの重要性。

しっかり計画を立て行動する(当たり前のことですいません)。

自分の行動に覚悟を持つ。

自分一人じゃどうにもならなかったことから、常に感謝の気持ちを持つ。

ギリギリまで諦めない。

今回は開業までに色々感じたこと、実際起こった事を書きました。一度開業までの話で終わりますが、またその後も書きますので見てくれたらと思います。

PS

・ニックネーム:C-ケン

・性別:男

・年齢:40歳

・血液型:A型

・星座:獅子座

・長所:忍耐強い

・短所:せっかち

・家族:嫁・長女・長男 4人家族

・好きなこと:自転車・キャンプ・スノーボード・漫画・ビジネス書・DIY・ウイスキー

・モットー:気になることはまず試す!!体感して感じる。

勤めていたときと比べると独立して7年経ち、
自分でも変わったと思うことが3点あります。

1、なかなか思いついたことを実行出来ない→思いついたことは行動する
2、環境・誰かのせいにしがち→人のせいにしない
3、人・自分の過去に依存してた→あまり人に依存しない
・自分の過去は過去でこれから何をしていくかにフォーカスするようになった

基本的にこの3点については事業継続するために
何度も精神的に追い込まれる場面があり、
ふみとどまって、この思考に至りましたね。

僕は何歳になっても『このままでいいとは思いたくない』というか『考え方を常に変えていければ、今まで何とも思わなかったこともオモシロいと感じることが増えるかもしれない』という意識で感受性を伸ばしていきます。

これから自分の価値観を共感してもらえる仲間が1人でも増えるよう器のデカい人間になっていきます。

長文になりましたがここまで読んでくれてありがとうございます。

では!

PAGE TOP