「会議で話さないといけなくなったんだけど、緊張してどう話せばいいの?」
「伝えたいことはあるのに相手に伝わらない」
「もっとコミュニケーションを楽しみたい」
人前で話す機会が増え、緊張せずどう伝えたら相手に伝わるのか知りたいあなたへ。
僕自身、人前で話す時緊張して、相手にどう伝えればいいか分からず、おどおどしていました。
なんとか克服したいけど、どうしよう、、、
そんな時、知人に薦められ、とても参考になった本を3冊紹介します。
目次
伝え方が9割 -佐々木圭一-
コピーライター佐々木圭一さんの「伝え方が9割」から紹介します。
この本がなんでいいと思ったかは、伝え方を体系的に学べるところです。
読んで終了ではなく、できるようになってなんぼ!の世の中には、とてもわかりやすい
「伝え方の技術を磨く共通のルール」
が書かれています。
著者の佐々木さんが十数年かけて紐解いた「伝え方の技術」や「感動的なコトバの作り方」が丁寧に説明されていて読みやすい。
また、佐々木さんがダメダメ社員から国民賞をとるまでの経緯の中、ものすごく努力したんだろうなぁと共感できるところも良かったりします。
さらに、本の冒頭にいつでも伝え方の確認できる、チェックシートのようなものが挟んであります。
一度全文を読んだ後、その一枚の紙があれば、いつでも思い出すことができます。
そして、本のクライマックスでは、「感動的なコトバ」の簡単に作る方法が書かれているのですが、これが目から鱗。
感動的なコトバであなたの身近な人に伝えることができたら、とてもワクワクしませんか?
5つのパターンに当てはめるだけで、自分のコトバが一気にグレードアップします。
佐々木さんの「伝え方が9割」は自分の中にある感情表現をうまく引き出してくれる方法が満載です。
人前で話す時、淡白な表現になりやすい方はとても参考になります。また、伝えることを楽しく思わせる本なので、人前で緊張することも忘れてしまうかも。
事実、僕がそうでした。
ちなみに「伝え方が9割」「伝え方が9割②」と2冊あります。
購入するのはどちらか1冊だけで考えていましたら、「伝え方が9割②」をオススメします。
②は一作目も網羅しながら、新しい情報も書かれています。
是非一度目を通してみてください。
コピーライター佐々木圭一
「伝え方が9割」
「伝え方が9割②」
世界最高の話し方 -岡本純子-
次に紹介したい本は、岡本純子さんの「世界最高の話し方」です。
1000人以上の社長や企業幹部の話し方を変えた「伝説の家庭教師」が話し方に大事な50のルールを余すことなく伝えています。
伝え方が9割の著者佐々木さん同様、岡本さん自身もコンプレックスだった人前でのプレゼンを克服し、世界で活躍する方へ教えるほどの凄腕コーチです。
これからの時代に大事なコミュニケーションのあり方をわかりやすく紐解いてくれています。
「話す」「伝える」「聞く」に関する本は自分の人生にとって知るべきことを描き示しているものばかりです。
自分との向き合い方だったり、ストレス軽減に繋がることだったり、幸福感が増すことだったりと人間にとって必要不可欠な要素です。
そういった内容もこの本から得ることができます。
さて、どんな内容が書かれてるの?と気になるあなたに大まかな流れを紹介します。
「雑談会話」「ほめ方叱り方」「プレゼン」「声しぐさ」「説明説得」について岡本さんのノウハウが詰まっています。
「雑談会話」では、途切れない質問の仕方や掴みをとれる鉄板3Kネタの身につけ方。
「ほめ方叱り方」では、ほめるときに効果絶大なミカンほかんの法則や叱る割合など、やる気も人気もうなぎのぼり。
「プレゼン」では、緊張しないたった1文字変える方法。
「声しぐさ」では、堂々とした声の出し方ヤッホーの法則、やめた方がいい日本人がやりがちな定番ポーズ。
「説明説得」では、規模感とインパクトをだす数字の使い方、免疫のない言葉で例える方法など。
大まかな内容だけでも、かなり気になりませんか?これはほんの一部でしかないです。
著者の岡本さんも言ってます。
「話し方を変えれば人生が変わる」
僕は人生少しでも楽しく、良くしたいと思い、すぐこの本を買ってしまった。でも良かった。
時折り、見返して実践しています。
「話すについてヒントが欲しい」というあなたには、一度読んで欲しい本です。
岡本純子 「世界最高の話し方」
本日は、お日柄もよく -原田マハ-
番外編になりますが、この本は他の2冊とは全然違う感じになります。物語から伝え方のヒントを得るタイプです。
「スピーチライター」という職業をしている主人公が、伝説のスピーチライターとの出会いで人生が変わっていくストーリーです。
結婚式のスピーチで「どう話せば相手に伝わるのか?」を10のポイントで展開しています。
ビジネス本のような形ではないので、小説が好きな方にはスッと入っていくのではないかと思います。
そもそもスピーチライターってなに?と思いますよね。
Wikipedia引用
演説(スピーチ)をする本人に代わってその原稿を執筆する人物、またはその職業である。 スピーチライターの作成する原稿は多岐にわたる。政治家が話すスピーチだけではなく、企業や団体の役員などが話す冠婚葬祭の挨拶、各種行事における挨拶などもある。
という仕事です。
「本日は、お日柄もよく」はいいスピーチとは、なんぞやが分かる反面、ダメなスピーチとは?もいい例として上がっているので、それも参考になります。
「話すこと」に関してはもちろんのこと、内容自体も感動しますので、ストーリー仕立てがいい!というあなたはコチラの本もオススメです。
原田マハ 「本日は、お日柄もよく」
まとめ
今回は「伝える・話す」に参考になる本を3冊紹介しました。
・伝え方が9割
・世界最高の話し方
・本日は、お日柄もよく
正直、人前で話すには場数をこなすことがポイントになります。ただ、知識を知らないと知っているとでは場数のふみかたも変わります。
質のいい知識が「変わる」には必要な養分。
まずはマインドシフトからの行動。
お互い、よりよい人生になりますように!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
また、面白い本があれば紹介します。
伝えるヒントの記事!!コミュニケーションに関してはコチラ!!
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