もう少しあんなことやこんなことができるようになりたい、、、
そうお考えのあなたはまだ潜在能力が眠っているかもしれません。
もし潜在能力を引き出すことができれば、今以上に楽しい人生になると思いませんか?
「人間の潜在能力は5〜10%ぐらいしか活用されていない」と言われています。
この事実は捉え方によって、とても可能性に満ち溢れています。
まだ90%も自分にはできる余地がある。数%でも引き出せたら今の1.5〜2倍能力が高まる。
そう思うのは私だけでしょうか?
この記事では潜在能力を引き出す第一歩になる行動をまとめました。
私はなんとかして潜在能力を引き出したいという想いから日々実践しています。
では、潜在能力について興味のある方はご覧ください。
目次
潜在能力ってなに?
「 一見表にはあらわれず、自身の内側に潜んでいる能力」と言われています。
と言われても、いまいち分かりずらいですよね。
例を交えて解説します。
例えば、締切間近の書類作成、テスト直前の勉強、この電車に乗らないと遅刻するなど、なんとかしないとヤバいという状況になると発揮する能力です。
なにかしら追い詰められた状況で、普段より集中力が上がり、コトを成し得た経験ありませんか。
隠れ持った人間本来の爆発的な能力。
「火事場の馬鹿力」とも言われてます。
ただ、私たちが生きていく中で、意図的に危険な日々にするのは難しいです。
また、そこまでしなくても生きていける環境だったりします。
しかし、潜在能力は使わないと能力が失われてしまいます。
能力を発揮できる環境に身を置くにはどうしたらいいか?
それはこの後必要なことと踏まえて説明していきます。
潜在能力が引き出されている状態とは?
潜在能力の発揮する場面は分かりましたでしょうか?
追い込まれた状況で発揮しやすいということでした。
その場面で潜在能力が引き出されている時、体ではなにが起こっているのでしょう。
少し深掘りしていきますね。
3大神経伝達物質と言われる「ノルアドレナリン・ドーパミン・セルトニン」が潜在能力を引き出すのに大事な要素となっています。
この3大神経伝達物質が働くことで右脳・左脳が活性化し、潜在能力が引き出されている状態に覚醒していくのです。
3大神経伝達物質を覚醒させるためには、それぞれ増やしていく必要があります。
どれもバランスよく増やすことが大事なので、まんべんなく取り組むことをおすすめします。
では、各神経伝達物質が増えることでどんな働きをしてくれるか見ていきましょう。
ノルアドレナリンが増えることでのメリット&デメリット
ノルアドレナリンとは、「闘争と逃走」をつかさどる物質になります。
危機的場面で交感神経が働き、体がとっさに動いたりします。
緊張状態から闘争モードに入り、脳が広範囲に刺激され、活性化するのです。
また、フランス国立科学研究センターでの研究から、記憶力向上も確認できています。
さらには、脳の前頭前野の活性により、情報処理速度が上がるというメリットまで得られます。
一方でノルアドレナリンのバランスが崩れてしまうとデメリットも発生してしまいます。
少ないと「脳の働きが悪くなる、ダラダラする」多すぎると「脳の働きが悪くなる、強いストレス」ということもでてきます。
ドーパミンが増えることでのメリット&デメリット
ドーパミンとは、モチベーションや費用対効果の分析を促す神経伝達物質になります。
「快感ホルモン」とも呼ばれてます。
ドーパミンが増えると「意欲」が湧いてきます。
さらにやる気が出ることで目標達成しやすくなったり、前向きな思考になります。
一方で、バランスが崩れると外からの刺激で自分を満たそうとしてしまい、食べすぎたり、なにかに依存してしまうこともあります。
セルトニンが増えることでのメリット&デメリット
セルトニンとは、精神の安定や安心感を与える神経伝達物質になります。
「精神安定剤とよく似た構造」です。
頭の回転があがり直感力アップにつながります。
また、幸福感を感じやすくなることから「幸せホルモン」なんて言われたりもします。
一方で、不足すると慢性的ストレスやイライラしやすくなったり、協調性の欠如、不眠になりやすいです。
潜在能力を引き出すための5つの習慣
潜在能力を引き出すためには3大神経伝達物質をバランスよく増やしていきたい。では、なにをすればいいのでしょうか?
5つのポイントがあります。継続していくことで自分の中に秘めた能力を発揮していくことができます。
1.目標設定をする
あまり大きな目標設定するというより、出来るだけ脳が出来そうだと感じるくらいの目標設定にハードルを下げてください。
大きな目標を掲げている場合、出来るだけ細かく分けて、今からでもすぐ出来そうなぐらいまで噛み砕くのがポイントです。
その中でも2点意識してください。
「数値などで測定可能」「達成期限を決める」です。
「数値などで測定可能」というのは、(1日3ページ本を読む)(10分だけ調べ物をする)など具体的な数字を入れることです。
また「達成期限を決める」というのは、(何日何時までにやる)と決めることです。ここでのポイントはあまり長い期限ではなく、近い日にちで終われる日時で設定してください。
この目標設定はノルアドレナリンを増やすためには必要です。
「目標設定により、自ら発揮する環境をつくる」ことでノルアドレナリンが分泌されやすくなるのです。
目標設定し、期限に間に合うよう緊張感を持って日々過ごしましょう!
2.運動をする
特に歩く、走る、自転車などの有酸素運動がおすすめです。
そのポイントとして、日光の下15〜30分。
運動は3大神経伝達物質の全てにおいて効果的です。
リズム運動(縄跳び、踏み台昇降など)、他のスポーツでも問題はないです。
普段あまり運動をしてない方は15〜30分がベストと言いましたが、ベランダで日光浴びながら深呼吸(腹式呼吸)から始めてみるのはいかがでしょうか?
ベランダないよ!という方はカーテン開けて、深呼吸でもアリです。
目標設定のところでも書きましたが、限りなく低いハードルでいいので、少し変化をつけるところから始めてみましょう。
3.睡眠をとる
脳を休ませるのに必要不可欠なのが「睡眠」です。
睡眠不足だとドーパミンの分泌に弊害がでて、やる気が出ない、頭がぼぅーとして働かなくなります。
質の良い睡眠をとることでパフォーマンスが上がるのはなんとなく想像できますよね。今回は質の良い睡眠はなんぞやかの深掘りはしませんが、端的にポイントを伝えますね。
・寝付きがいい・ぐっすり眠る・寝起きスッキリ
という点が質の良い睡眠です。
確実に言えるのは徹夜より適度な睡眠をとったほうが脳の働きは活発になります。
4.食事の取り方
必須アミノ酸のひとつトリプトファンからセルトニンは合成されます。
良質のタンパク質を取ることがポイントです。
・加工していない肉や魚
・大豆、納豆、豆腐、味噌
・たまご、牛乳、ヨーグルト、チーズ
・わかめ、海藻類
・バナナ
・ナッツ類
・玄米
・青魚
ここには野菜など書いてないですが、もちろん積極的に摂取してくださいね。
ある程度メインに摂取した方がいいと思うものを抜粋しました。
それともう一点食事に関して注意することがあります。
「よく噛む」ということです。
咀嚼運動は前頭前野や海馬を活性化させる効果があるので、よく噛んで食事をしてくださいね。
5.感情を動かす
あなたは普段芸術に触れる機会ありますか?
潜在能力を引き出すために右脳の活性化は必要不可欠です。
この感情を動かすというのは、映画や小説、劇や舞台などのエンターテイメントに触れることで、内なるなにかを感じるということです。
喜怒哀楽の感情表現は抑えつけていけません。
心の内を解放することがとても重要です。
もし怒りすぎや悲しみの感情に偏りすぎる場合は脳が疲れている証拠なので、まずはリラックスすることをおすすめします。
潜在能力を引き出す-まとめ–
潜在能力を引き出すことは意外とこれといって特別なことじゃないですよね。
今回紹介した5つのポイント
1.目標設定する
2.運動する
3.睡眠をとる
4.食事の取り方
5.感情を動かす
いたって、難しいことではないです。が、継続することが難しいんですよね。
昔から「規則正しい生活を送る」ことを教えられてきましたが、実は3大神経伝達物質を増やすことに繋がっていたのですね。
思考を実現するには体と連動してこそ成り立つのだと考えます。
未来の可能性を信じて、日々生活しましょう。
では、この辺で終わります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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