「相手が自分の話に耳を傾けてるかわからない」「すぐに弱気になってしまう」「最近自分が空回りしている気がする」
今この悩みを抱えていて、どう考えればいいかわからない、どうしよう、、と思われていたら、参考になればと思います。
前回までコミュニケーションの大前提となることを書かせてもらいました。これからはコミュニケーションをとる上での自分自身の「あり方」にフォーカスしていきます。
コミュニケーションにおいては「どのような」
話かよりも「誰からの」 話であるかが重要だとお伝えしました。
そして、人は無意識にこの誰かを、 常に敏感に確認しています。
例えば、同じ内容の記事であっても、 話の出どころがスポーツ新聞なのか経済新聞なのかによって信頼度は変わってきますし、同様に、好きな先生か嫌いな先生かによっても、 授業の理解度やモチベーションは大きく変わりますね。
また、朝礼での連絡事項や注意事項、叱陀激励なども、 どんな内容かよりも誰に言われるかによって、 そのメッセージの受け取り方は違ってきませんか?
これから話していくことは情報の出所となる 「あなた」というソースに違いを創ります。
世の中には「やり方」はインターネットで検索すれば情報として溢れています。肝心要の 「あり方」については、 今までセンスや感性という感覚的な言葉で片付けられ、実際に機能するような内容が少なかったからです。
目次
自分の「あり方」
「あり方」を磨くためにも、どのような「あり方」を目指せば良いのでしょうか?
この「あり方」を磨かないうちに「やり方」ばかりを磨いてしまうと、話上手なのに中身の薄い人、聞いてるフリは上手なのに感情の乏しい人、行動力はあるけれど的外れな人などになってしまう恐れがあります。
もちろんコミュニケーションにおいて言葉、表情、動作などのスキルを磨くことは非常に大切ですが、それ以上に磨かなければならないのが、 マインド、 感情、想いといったメンタリティなのです。
あなたが発する言葉、 あなたの表情、 あなたがとる行動これらは、 あなたの “心の表われ” だと言えます。
つまり、「どのような台詞を言えば良いのか」よりも「どのような気持ちで言うか」、
「どのような表情をすれば良いのか」よりも「どのような感情を抱くのか」、
「どのような行動をとれば良いのか」 よりも 「どのような想いで行動するか」、
そこに重きを置いてコミュニケーションをとるというのが「あり方」 における大前提なのです。
そして、メンタルを鍛え上げるうえで最も重要なポイントが、 「解釈」です。
あなたはその話、その出来事どう捉える?
たとえば、同じ環境にいてもある人は「不満だ」 と愚痴をこぼします。一方では「有難い」と感謝します。 また同じ境遇にあっても、 ある人は 「もうダメだ」と弱音を吐き、ある人は「よし、 がんばるぞ」 と気合いを入れます。
ということは、「どのように解釈するか」 がメンタルを強くも弱くもし、硬くも柔らかくもするのです。あなたが解釈を磨けば磨くほど、あなたの視野が広がります。あなたの思考が深くなります。あなたの発想は自由になります。あなたの感情は豊かなります。あなたの志は高くなります。あなたは本当の意味で強く、 やさしくなれます。
メンタルがタフでしなやかに、 そして豊かになればなるほど、 あなたの人生そのものも豊かになるはずです。
私たちがコミュニケーションをとる目的は、 お互いが幸福になるためです。
幸福とは、手に入れた成功を分かち合うこと。 より大きな「分かち合い」 を味わうためには、その前により大きな成功を手に入れることが必要です。
まとめ
この回では、コミュニケーションにおける自分のあり方を主に、その中で必要な要素「解釈」をどうしていくかでレベルアップするということでした。
次回はより大きな成功を手に入れるために必要なテーマ「願望」を題材に書きますので、なぜ願望が必要なのか次のブログを覗いて頂けたらと思います。
では、この辺で。また次回よろしくお願いします。
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