
「なかなか自分の考えを共感してもらえない!」
「自分が言っていることは間違っていないはずなのに、物事が始まらない!」
「相手にうまく伝えられない!」
「共感する必要はあるの?」
自分では共感されているつもりが、実はまったく共感されていないことに気付いてしまう、、、なんてことありませんか?
女性は男性より言葉を発してる数が2倍以上多いことから共感力が高いと言われてます。
男性のあなたは、この共感力が乏しかったり、どうしたら共感してもらえるだろうと理解に苦しんでいるのではないでしょうか?
僕はこの共感力を身につけるのに正直苦戦しています。
相手の意見に対して、自分の意見をかぶせようとしてしまったり、言ってることは理解できるけど寄り添うことに抵抗を感じてしまったりと、、、
ただそんな僕でも今回ご紹介することを実践することで少しはマシになったのではないかと思います。
習慣を変えるにも知識がないと行動に移せませんからね。ちょっとしたことで相手から共感してもらえたら嬉しいですよね。共感してくれる相手を一人ずつ増やしていきましょう。
目次
「共感」とは
他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。つまり共感力とは、相手の気持ちに寄り添うことと言えます。
共感力を持っている人の特徴

・相手が7割、自分が3割の配分で会話をする
・相手の話を頭ごなしに否定しない
・求められない限り、こちらからアドバイスしない
どこまで行っても、自分ではなく相手が主役。共感という観点で言えば、自分の意見を話し過ぎてしまっては「他人の意見や感情などにそのとおりだと感じる」ことはできません。まずは「変にアドバイスせず、相手の話をまずはじっくり聞く」ということを意識してみましょう。
とはいえ、「相手の話をじっくり聞けば、“共感できている”ということになるか」というと当然そういうことではありません。
会話は相手との情報のプレゼント交換とも言えます。相手の話をよく聞くのが基本スタンスでも、一方的に話を聞き続けるのはかえって相手に失礼というもの。プレゼントを「もらいっぱなしの状態」です。ときには相手に会話のプレゼントをお返ししなくては、無礼となってしまいます。
この辺りは冒頭に書いた7:3の割合を想像しながら、返していくといいです。
共感力をアップする方法1
MYからYOUに入れ替える
人間は隙あれば自分の話をしたい生き物です。ただ今回身につけたい共感力を上げるためには、YOUを主役にして会話すると言われても、無意識のうちに「MYが主役」の話をしてしまうものです。
だからこそ「主語」を入れ替えて観察するクセをつけてみましょう。たとえばこんな感じです。
・「YOUは、なぜこの話題を選んだのだろう?」
・「YOUは、今、どんな気持ちなんだろう?」
・「YOUは、なぜそれを私に話しているのだろう?」
主語を自分から相手に入れ替えて、話を観察するだけで相手に寄り添う姿勢が自ずと身についていきます。
「あなたのことが知りたい」というスタンスで挑んでください。
共感力をアップする方法2
話しを聞くときは「おうむ返し」
安心感を持って、相手に話をしてもらうためには、話したことを「繰り返す」ことをしてみましょう。おうむ返しです。たとえばこんな感じです。
相手:「最近、残業がきつくて」
自分:「残業がきついんだ」
相手:「プレゼンが通って嬉しかった」
自分:「プレゼンしたんですね~」
相手:「面白い話があってね」
自分:「面白い話なんだ」
相手が話したことを繰り返すだけで、面白いように相手が言いたいことを中心に会話を進めることができるようになります。
深刻な相談事の場合でも大丈夫です。自分の場合も想像して欲しいのですが誰かに相談する時ってだいたい答えが出てたりします。
であれば変にアドバイスせず、繰り返しを使って、相手の言いたいことを「うんうん」と聞いてあげる方が、相手と深いコミュニケーションができるものです。
ひとつ気をつけて欲しいことはおうむ返しする際感情の繰り返しではなく、行動の繰り返しから入ってください。相手が割と深いところまで話し始めてから感情の繰り返しをしてあげた方が効果的です。
相手:「デートに出かけたら、相手がドタキャンしてきて、ホントムカついたんだよね!」
自分:「ムカついたんだー」×
自分:「デートにいったんだー」もしくは「ドタキャンされたんだー」○
共感力をアップする方法3:
「ひょっとしたら」「もしかして」を付け加える
とはいえ、相手の話を一方的に聞くだけでなく、あなたの意見をいう必要もあります。そんなときに使えるのが「ひょっとしたら」「もしかして」を付け加えるという方法です。
主語を相手に入れ替え、話を聞きながら相手を観察していると「ひょっとしたらこの人は〇〇と考えているのかもしれない」という疑問が出てきます。それに対して意見すればよいのです。
(疑問があるとき)
「もしかして××に困ってたりしない?」
(ちょっとした意見の言い方)
「ひょっとしたら××が役立つかも」
などという感じです。この「ひょっとしたら」「もしかして」という意見が一致すると、「自分のことを理解してくれる、わかってくれている」と相手は想い、あなたに対しての好感度がぐんと高まります。ぜひ使ってみてください。
まとめ

相手が7割、自分が3割の配分で話す
相手の話を頭ごなしに否定しない
MYからYOUに入れ替える
「おうむ返し」を使う
「ひょっとしたら」「もしかして」を付け加える
共感力を持っている人は、相手の話をきちんと聞いている人です。ただし、聞くだけではなく、自分から話をすることも大切です。
今回は取り上げませんでしたが、質問の仕方・方法を覚えると相手との距離感がグッと縮まります。この方法を覚えるとかなり共感力アップに繋がると思います。
質問の仕方はまた次回詳しく書きますので、よろしくお願いします。
今回紹介した3つの方法をぜひ実践し、「共感力」を身につけ、楽しい人生に近づきましょう。
PS
世界のリーダーは「教官型」から「共感型」へ移行しています。
上から一方的に支配・指示する「教官型」「強権型」はもはや時代遅れという考え方が、世界のリーダーシップ研究の主流となっているのです。
時代とともに、求められるリーダー像は、社員と同じ目線に立ち、その力を引き出す「共感型」へと変わってきているのです。世界のトップエリートを見ても、「教官型→共感型」への流れは顕著です。
どの人も「共感力」が経営の柱であると口を酸っぱくして訴え、「『あの人は嫌な人だ』という人が周りに誰もいない」と言われることが多いリーダーたちです。
時代の変化に合わせていくことで、これから住み良い状況を作っていきましょう。
僕もこの「共感力」向上させるぞー
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