今回はコミュニケーションにおいて、『相手と話が噛み合わず平行線になりやすい』というあなたに、とっておきな思考方法をお伝えできるかと思います。
では早速実際起こっている親子の会話の一例を元に話していきますね。
この話は社長と社員、上司と部下、学校内で何か取り決めをする時でも、同じ感覚で取り組んでいくことで解決の糸口になると思いますのでお付き合いください。
目次
センターサークルとは?
このセンターサークルという概念を心に置いてコミュニケーションをとるのはかなりストレス軽減になるどころか相手との距離がグッと縮まります。
センターサークルという言葉の定義は自分の価値観やこだわりを一度脇に置き、先入観を持たずフラットな状態でお互いに向き合う(寄り添う)場所のことを言います。
親子の会話編
では親子の会話でどんな時この概念が活かされるのかみていきましょう。
小学4年生の子どもが毎日のように「ゲームが欲しいから買って」と訴えてきます。お父さんはかたくなに「ダメだ!そんなものをやってもなんの役にも立たん!」と買うことはありませんでした。
ある時子どもが「なんでゲームはダメなの?みんなやってるのに、、」とすねて、1週間程まともに話をしてくれなくなりました。
お父さんは少し冷静になり、一度自分の言い分は置いといて、なんでそんなにゲームが欲しいのか聞いてみようと思い、子どもとそのことに関して話しました。
子どもの言い分としては、仲のいい友達達がゲームを持っていて、その内容の話をする事が多く、一人残されてる感じがすごく嫌だという理由でした。
一方お父さんはなんでゲームを買うのに躊躇していたのかというと、簡単に人を倒したり殺す内容のゲームをすることで、人の命の尊さに対して意識が薄くなることや目が悪くなることを懸念して簡単に買うことがいいとは思えなかったことを子どもに伝えました。
その日は一旦お互いの話を聞いた状況で終わりました。すると翌日の朝子どもの方からゲームいらないと言ってきたのです。お父さんの気持ちを理解し自分の考えを改めたのです。
お父さんはその言葉を聞き、戦うゲームじゃないのなら買ってもいいよと最初の考えから変わりました。
最初はお互い表面的なところだけで話していた為本来の目的や分かち合うべきお互いの成果に向かっていませんでした。
一度自分の考えをおいて、コミュニケーションをとることでお互いが納得する方向へ導かれるのです。今は自分の価値観やこだわりの主張がインターネットを通じて発信しやすいです。だからこそ伝える側も言葉を選ぶ必要があるし、受け取る側も発信の裏の想いを想像する能力を鍛えていく必要があると思うのです。
相手の本音は?
昔は上下関係が成立しやすく一方的な伝達が主流でしたので、割とセンターサークルの概念がなくても成り立っていました。けれど今は時代の変化でこれまで経験したことない環境になり、多種多様な価値観の中でのコミュニケーション難しくなっています。
だからこそこのセンターサークルの概念を持ち、コミュニケーションをとることがこれからの時代キーポイントになります。
僕も相手との話が平行線になりそうな時一度自分の価値観をおいて、相手の本心がどこにあるか確認します。その中でよりどんな方法がいいか考え提案します。
なんとなくお互いの考えの平均値にすればいいんじゃないと思う方もいるかもしれないですが、そういう話ではないので気をつけてください。平均値は必ずしも得策ではないと思っています。
お互いの成果は別のところにある事が多いです。
もし今までこの感覚がなかった方は試してみてください。少し客觀的に自分を見ることで相手との距離が縮まるのは間違いないです。
まとめ
みんな幸せになりたい想いで生きているはずなので「コミュニケーションがうまくいく=自分の居場所が確認できる→幸せに必要な一つの要素が満たされる」ということに繋がっていくのではないかと思います。少なからず僕はそうです。
今回はこの辺りで終わりたいと思います。改めて相手と平行線になりやすい方是非このセンターサークルという概念でコミュニケーションを取ってみてください。
次回は心の扉について書いていこうと思っていますので是非興味ある方はお付き合いください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。では、また〜
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